「年末年始などにおける生活困窮者支援についての申し入れ」を森田副区長にする
左から、のむら説区議、島田拓区議、とや英津子都議、森田副区長、小松あゆみ区議、
坂尻まさゆき区議、やくし辰哉前区議、有馬豊区議
練馬区長 前川燿男 殿
年末年始などにおける生活困窮者支援についての申し入れ
2022年12月23日
日本共産党練馬地区委員会
日本共産党とや英津子都議事務所
日本共産党練馬区議団
前例のない物価高騰のもと、生鮮食品や、電気・ガス代など、生きるために欠かせないものが軒並み大幅値上げになり、区民の暮らしが追い詰められるなかで、年末年始を迎えようとしています。そのなかでも、コロナ禍の影響などから、不安定な就労・居住状態にある方々の住まいや居場所の確保、福祉の窓口の対応が待ったなしです。
こうしたなか、国と都は年末年始に「東京都の年末年始の生活総合相談」窓口を設置するとしています。年末年始の対応は重要ですが、電車賃もなく、携帯電話も使えない状況の方は、相談窓口につながることすらできません。
区内の食料支援の現場では、過去最多の利用者が訪れるなど、コロナ禍の例年に比べても厳しさが増している状況です。新型コロナの第8波の拡大も懸念されるなか、誰一人取り残さず、福祉につなぐ体制を区独自で行うことが緊急に求められています。よって、日本共産党練馬区議団は、以下について強く要望します。
1、年末年始やその前後において、生活保護の申請受理や住まいや暮らし、
労働に関わることなど必要な支援の提供を行なえるよう窓口を開設し、そのことを区ホームページで周知すること。福祉事務所等で特別な職員体制を取り、切れ目のない支援を実施できるように体制を整えること。
2、各地で実施される民間支援団体による食料配布や相談会に訪れた方も、一時宿泊場所をはじめ、公的な支援につながることができるよう、民間支援団体とも連携・協働を行うこと。
3、都に対し、住居を喪失した方が、安心して滞在できるビジネスホテルなどの個室を確保し、一時宿泊場所として提供するよう求めること。
4、一時宿泊場所の提供や、各地域での窓口の開設状況、生活困窮者や住居喪失者が利用できる支援の情報について、区の情報だけでなく、国、都の情報もわかりやすく示すとともに、積極的に周知を行なうこと。
以 上