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新型コロナ肺炎対策に関する緊急申し入れ(2020年2月25日)

とや英津子都議会議員、日本共産党練馬区議団、やくし辰哉・前練馬区議は、練馬区長宛てに新型コロナウイルス感染症への対応に関する要望を申し入れました。

練馬区長に新型コロナ肺炎対策に関する緊急申し入れ文書を渡す(左から)のむら説、島田拓、小松あゆみ各区議、前川燿男・練馬区長、とや英津子都議、坂尻まさゆき区議、やくし辰哉・前練馬区議、有馬豊区議

練馬区長 前川燿男 殿

2020年2月25日  日本共産党 とや英津子都議事務所  日本共産党 練馬区議会議員団

新型コロナ肺炎対策に関する緊急申し入れ

 日本感染症学会は、2月3日時点で「すでに本邦にウイルスが入り込み市中において散発的な流行が起きてもおかしくない状況と考えられます」と指摘しています。 実際14日以降、東京都、神奈川県、千葉県、和歌山県、沖縄県などで相次いで、国内で初めて直近の渡航歴がなく感染経路不明の感染患者が報告され、神奈川県では国内初の死亡者が発生しました。 潜伏期間中に人から人への感染が広がる危険性があることをふまえて対策を抜本的に強化することが必要です。 とくに、練馬区は全都2位の74万人余の人口を抱えている大規模自治体ですが、人口10万人当たりの病床数は23区で最も少ない自治体です。そのことを踏まえて、他地域以上に、感染の広がりを早期に抑え込む積極的な対応が求められています。 区民の健康・命は練馬区が守るという立場にたち、地方自治の本旨を踏まえた対応を強く求め、以下の事項について緊急に申し入れるものです。

1、感染が区内に広がっていることを前提に東京都とも連携して、区内の医療機関に対し、現時点での高温発熱、肺炎の症状の患者数を把握し報告してもらうこと。また、その方達へのウイルス検査の実施と、的確な医療や生活指導を行えるよう医療機関に徹底すること。

2、合併症を持つ患者、および高齢者をはじめ重症化する可能性の高い患者を早期に発見できるように体制を緊急に区医師会などの協力を得て確立し、入院・治療体制の点検と強化を行なうこと。

3、感染の疑いがある場合にどう対応したら良いかなど、正確な情報提供体制をさらに強化すること。

 以上

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