練馬区議会議長 かしわざき強 様
2016年6月13日
日本共産党練馬区議団
生活者ネットワーク
市民の声ねりま
オンブズマン練馬
市民ふくしフォーラム
6月2日に公明党うすい民男議員は、一般質問において、本来行政の姿勢をただすべき本会議の場で、答弁や反論の機会を与えないまま共産党を非難した事は、議会ルールに違反するものです。
翌日、共産党とや英津子議員が一般質問で、うすい民男議員の発言に対して「事実無根のものも含まれている」として発言の撤回を求めました。
その直後、突然うすい議員は発言を求め、自身の発言は「全くの事実」であるとして、とや議員の発言の取り消しを求める動議を提出しました。これを受け、議長は議事進行を求める他の動議を無視して採決を強行しました。
今回のこの一連の流れの中で、議会運営上大きな問題があると考えます。1つは「事実無根の発言がある」と「全く事実」という2つの意見が出ている時にその事実関係を調べもせず、「全く事実」という一方の意見だけを取上げ、強行に採決したことです。2つには、2名から動議が出されていたにもかかわらず、無視したことです。
これは議員の発言権を奪うものであり、議会制民主主義を踏みにじるものです。
以上の理由から、うすい議員の動議の撤回、取り消しを含む議事のやり直しを求めます。