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練馬区議会における「費用弁償・日額旅費」の見直しについての申し入れ-2015年6月25日

練馬区議会議長 かしわざき強 様

2015年6月25日 日本共産党練馬区議団 生活者ネットワーク

 本区議会における「費用弁償・日額旅費」について見直しが必要と考え、以下の通り提案いたしますので、早急なお取り計らいをお願い申し上げます。

 議員に支払われる「費用弁償・日額旅費」は、招集された議会出席に必要な経費として支給されるもので、本来実費が相当です。しかしながら、高額な報酬ともあいまって必要性について区民からの疑問の声が私どもへ寄せられています。

 昨今、景気の長期的低迷で、区民の生活は厳しい状況が続き、また区財政もこれまでマイナスシーリングや選択と集中など、区民への施策を見直し削減しています。こうした中、議員の職務である本会議や委員会への出席のために登庁するとき3,000円の費用弁償・日額旅費が支払われていることに区民から疑問の声が上がるのは当然です。

 費用弁償・日額旅費の支給については全国的にも見直しが進んでおり、全国市議会議長会の調査では、全国812市中55,5%にあたる451市で議会出席の費用弁償・日額旅費は支給していません。また、都内でも台東区、荒川区、杉並区、墨田区、多摩26市など33自治体は費用弁償・日額旅費を支給せず、千代田区、世田谷区、奥多摩町は実費支給にするなど見直しが進んでいます。

 本年4月に執行された練馬区議会議員選挙でも、与野党を問わず複数の議員が議会改革を公約しております。そうした中で、区議会自身が自ら検証し、早急に対応しなければ区民の区政への信頼が損なわれることにつながりかねません。

 そこで、練馬区議会における「費用弁償・日額旅費」のあり方については、他自治体に例があるように廃止、少なくとも合理的な根拠にもとづく交通費実費を支給する制度に改めるべきであると考え、第3回定例会の会期末までに結論を出すことを提案いたします。

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